■ ID | 435 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | S-wave velocity structures precisely estimated from the microtremor survey method in the central Kanto plain, Japan |
■ 著者 |
Tatsuro Matsuoka
埼玉県環境科学国際センター Hidetaka Shiraishi 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | Workshop on Probing Earth Media Having Small-Scale Heterogeneities proceedings, 36-37 |
■ 抄録・要旨 | 微動探査法は、地震計アレーを用いた微動観測によって得られる表面波位相速度の分散を利用して、観測点直下のS波速度構造を推定する技術である。この方法は従来の探査法と比べて、特に都市域での制約が少ないという利点をもつ。本研究では、この微動探査法を用いて主に地震防災分野で必要となる県内の深部S波速度構造を明らかにした。
地下の詳細な基盤構造を明らかにするために、県南部を5kmのメッシュに分割し、67メッシュ(およそ50km×30kmの範囲)を対象に微動のアレー観測を行った。位相速度分散の推定には空間自己相関法(SPAC法)を用い、逆解析によって観測点直下の1次元S波速度構造を求めた。またこの1次元構造を用いて、断面構造や3次元構造を明らかにした。 |
■ キーワード | 微動探査法、関東平野、地下構造 |
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